sailingday12052005-06-19

僕はNと歩いていた。
僕はとても幸せな気持ちだ。
Nはとてもはにかんでいるが、会話は弾んでいるようだ。
どうやら僕らは学生らしい。

ふと気づくと、薄暗い廊下のような場所をを歩いている。おそらくここは学校だ。
向こうから背の高い外国人教師が歩いてきたので、僕らは声を掛けた。「Bye」すると、外国人教師が「What,then?」と言いながら通り過ぎていった。僕らは幸せな気持ちでそのまま歩き続けた。
廊下の出口手前の右手に、誰かが3人で座っている。彼女たちは何やら笑っている。僕らと外国人教師のやり取りを見て笑っているみたいだ。
近づいてみると、そのうちの一人は小学校のときの友人の女の子だった。

僕とNは学校の外に出た。
真っ白な世界だ。別に雪が降っていたわけではない。
何やらても幸せな気持ちだ。
「高校のときずっと好きだったNと、ついに付き合えた!今の彼女とは別れよう。」僕はこんなことを考えながら歩いていた。
Nと僕は手をつないで歩いた。
幸せだ。
Nもそう思っているらしい。笑顔がこぼれている。

僕とNはショッピングモールのような場所を歩いていた。
店に入ろうとしたが、どうやら閉店の時間らしい。
Nは店の前に並んでいる棚に並んでいる、紫色のカバみたいな動物の人形が欲しいと言った。
「(付き合って)いきなりおごらせるのかよ(笑)」、僕は彼女に言った。
彼女はニコニコしながら頷いた。
ちょとわがままなところもかわいい。

しばらく歩くと、どうやら僕らは丘の上を歩いているらしいことがわかった。
階段から裸の女が上ってきた。僕らは「やだねー、裸で歩くなんて・・・」と思いながらも、階段の方へ進んだ。
すると、左手で長髪白髪のカメラマンが写真を撮っていた。「あぁ、きっとヌード写真集を出すんだな」僕はそんなことを考えた。
その階段の右手で、OLがオヤジ達にレイプされそうになっていた。Nと僕はそれに気づいた。Nは僕に「ねぇ、あれはどうしたの?」と聞いた。僕は、「オヤジ達がOLを影に連れ込んで暴行しようとしたんだ。酷いね。」と説明した。OLは無事逃げ出した。
ふと気づくと、その階段の隣に高校時代の友人達が、並んで腰掛けている。僕も横に座った。「Nと付き合ったことを話したら、こいつら驚くだろうな。どのタイミングで話そうかな」なんて思っていると、ぽいえむの顔に何やら幼虫のようなものが這っているのに気づいた。「ぽいえむ、顔になんかついてる。そ〜っと触れよ」僕は言った。しかし彼は力強く顔を摩り、虫が潰れた。彼は「やっちゃったー」と言いながら、虫の液体を僕らの方に飛ばした。僕の手前の奴まで液が飛んだ。ぽいえむは液を飛ばし続けた。僕は下敷きのようなもので防ごうとしたが、ついには僕にまで液が掛かった。

僕は起きた。
夢かよ。
こんなに幸せな気持ちになる夢は初めてかもしれない。
そういえば以前もNは夢に出てきたことがある。
今回は、覚めるまで夢が夢だと気がつかなった。
もういちど見たい。
続きを見たい。
俺とNが付き合っている世界の続きを見たい。
あぁわかったぞ。俺はまだNが好きなんだ。夢ではっきりした。
今の彼女ももちろん好きで、とてもいい子なんだけれど。そういう質の好きではなくて。「ビビッときました」というのは少し古いかもしれない。でも、そんなもんじゃなくて。もっと、なんというか・・・。もういちどあれ程好きになれる相手に出会いたい。