フォレスト・ガンプ 一期一会
- 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: DVD
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IQが人並みほどもないにもかかわらず、母親の献身的な愛情と、そして運命がもたらす不可思議な力によって、時代の英雄として歴史をかけめぐっていく青年フォレスト・ガンプの生きざまを描いた、ロバート・ゼメキス監督による大河ヒューマン映画の傑作。戦後アメリカの風俗映画としてとらえても秀逸で、1950年代から80年代にかけてのヒットナンバーに彩られながら、アメリカがその期間に体験したさまざまな事柄が、たとえばガンプが本物のケネディ大統領と握手するなど、巧みな視覚効果によって描かれていく。
感想:とても面白かった。音楽、映像、ストーリー全てが美しい。必死に生きるフォレストに対して、数々の不幸が襲う。それでもひたむきに生き続けるフォレストの姿を見て、何も感じない人は少ないだろう。「僕らは決まった運命を歩いているのか。それとも風に吹かれて歩き続けているのか。おそらくその両方だろう」これは名言ですね。裏に「自分で歩ける部分があるのなら、必死に歩け」というメッセージが隠されているのを感じた。また、フォレストの周りの人間が彼に感化され真人間になる様もよい。見終わったときに、切なさと強さが残った。
ちなみに上の名言(運命と、切り開ける余地)は科学的にも実証されているようだが、それについてはまた後日。いつまでも書かないようなら突っ込んでやってください。
評価:★★★★☆