• 中山11R【★★★★☆】

やや重、平均速め、平坦戦想定

通常の中山芝2500mは平坦戦優位コースで、平坦・瞬発比3:6に近い馬が有利。同コースのなかでも有馬記念だけは例外で瞬発特化レース。従って有馬記念日経賞では求められるギア比が異なるため、グラスワンダーマンハッタンカフェなどグランプリホースは苦戦傾向。今回も同様で、マツリダゴッホが優勝した有馬記念は瞬発戦で、今回は4番、7番、12番が平均速めを作る平坦戦見込み。1人気が危険で面白いレース。

人気の9番は瞬発特化でギア適性合わず、前走は得意の瞬発戦である上に、バイアスに助けられたもので。斤量を背負っているので上がりが速すぎると切れ負けする恐れがあるが、瞬発向きということから、上がり自体は掛かるが瞬発力(加速する力)が求められる展開(重馬場が残ってのスローなど)なら。3番は平坦戦向きも、休み明け内枠から割ってストレス大きいので、揉まれると危険。

トウショウナイト:叩いて集中、ストレス薄れて平坦戦合う。前走はストレス状態で、苦手の速い上り、外差しバイアスを内差しと苦しい条件だが崩れなかった。得意の平坦戦で、上がり自体も掛かった方がいい。増えすぎ注意
アドマイヤモナーク:圧勝後でストレス薄く、短縮も合う。長距離連続好走で疲労だけは心配なので、大幅増減注意

  • 阪神11R【★★☆☆☆】

平均遅め瞬発戦想定
瞬発戦特化コースということを頭において馬柱を見てみても、人気馬はほぼ瞬発向き。こうなるとMに頼るしかない。1番は接戦後でストレス大きく。2番は使い詰めで大幅増減注意。

アドマイヤコマンド:瞬発戦を圧勝格上げ。
○ロスペトリュス:瞬発戦2連対後、平坦戦を連続4着。瞬発戦への短縮なら。