日曜回顧

やはり開幕週らしくインベタ有利=外を回った分はそのままロスという構図でした。
中山芝レースを中心に振り返ってみましょう。

  • 中山7R

35.8-38.1-35.1の超中緩み。とても中山開幕週とは思えない。前が有利なのは当たり前で3コーナー通過順1,2位がそのままワンツーフィニッシュ。断然人気のピュアブリーゼは6-5-5-6の通過順。1コーナーまででわざわざ控えたように見えるが、何か意図があったんだろうか。馬場のいいインベタを回って来たにしろ、底力タイプが糞スロー中緩みを差して来たことを評価するべき。集中力自体は薄いので、バラける展開でタフな質(Hペース外枠や重馬場)なら圧勝できる。その他では短縮外枠で置かれてしまったアンナドンナも巻き返せる。

  • 中山10R

32.8-34.6の超Hペース。さすがに前へ行った組は苦しく、前へ行った組で最先着のパドトロワは次走注意。最も狙い目なのはアラマサローズ。大外枠で集中力も活きず、外外回ってトラックバイアスも不利で、Hペースを追いかける展開も苦しい三重苦。内枠代わりで巻き返せる。他ではサクラミモザも早めの競馬で不利を受ける二重苦。敗因が明らかなので人気は落ちづらそうだけれど注目。

  • 中山11R

36.3-35.2-34.5(1000m通過60.1)の後傾スロー。中山記念で後傾スローはほんと萎えるな。
当然内・前が有利でキャプテントゥーレは究極の恵まれで、次走底力が問われる舞台なら軽視。この流れとバイアスで大外から抜群の手応えで圧勝したヴィクトワールピサディープインパクトを髣髴とさせる強さで、抗えない圧倒的な強さを感じた。有馬はやや恵まれだが、これでブエナにも肩を並べられた感がある。海外では問われる資質は違うだろうけれど、日本を代表して頑張ってほしい。リーチザクラウンはまたもや後方からの競馬で3着。この流れを差してこられたのは評価できるが、戦後の豊のコメント「こういう競馬が出来れば先が楽しみ」ってのはどうなんでしょ。前行けば連はあったでしょ、がっかりしちゃうね。注目は1,2コーナーで大外回るロスがあったレッドシューター。後傾では底力も活きなかったし、本来が内枠向き。ダービー卿へ短縮内枠なんか素敵だけれど。

  • 小倉10R

ケージーカチボシはほんとにいい馬だなあ。なんで人気しないんだろう。こういうしぶとくてズブい馬は応援したくなっちいますね。宮崎の「切れる脚が使えればいいんですがそういうタイプは無いので、もっと早めでもよかったかも」ってのはわかってますね。次走短縮だと置かれるだろうから、短縮失敗後の同距離or延長で。